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Joint mobility Restore Correction (JRC)

関節可動を回復させる矯正という意味である。
この名の通り基本的に位置的な矯正を考えるのではなく、あくまで関節本来の可動、特に関節包内の動きを回復
させることに主眼を置いた矯正法である。

このことを術者は常にイメージして矯正にあたって欲しい。


  ● 関節の可動範囲と機能的関節可動障害

        柔道整復師がこれまで行ってきた骨運動を利用した関節運動は、そのほとんどが関節包内の運動に
        関する考え方が未熟であった。

        近年、関節運動の制限の要因が、軟部組織に原因があるという考え方から関節構造自体にも原因が
        あることが提唱され、特に滑膜関節を中心とした関節包内運動を改善させるための手技技術が一部で
        開発されてきた。

        同時に危険性のある手技技術を廃し、安全性の高い手技技術の開発が求められてきている。
              
        また臨床の中で機能的関節可動障害に起因すると思われる疼痛等の症状は、実に多岐に亘るが、
        その多くが仙腸関節の矯正による可動の回復で消失することも判ってきた。
               

        椎間関節の異常による放散痛と考えられてきた痛みでさえそのほとんどが消失することから、それらは
        仙腸関節の機能的関節可動障害による二次的な症状であると今は考えている。
               
        これほど関節の機能的な可動障害による可動範囲の制限が多くの痛みやしびれ、感覚異常などを
        引き起こしているのかというのが臨床を繰り返しての感想なのである。
               
              

  ● 他の矯正法との違い
 
   1.他の矯正法と比較してかなり弱い力で矯正する

   2.矯正時の可動範囲が小さい

   3.呼吸を利用して矯正する

   4.関節に対して面圧のかかる力をかけて可動させる

   5.位置の矯正ではなく可動の回復を目的としている



   他の矯正法との違いは、まずその矯正の力の
   弱さと可動させる範囲にある。
   


   この矯正を受けた患者が一様に言うのは、
        


研修会の様子(東京会場)

   「動かしているのかどうか判らないけど動きがスムースになり痛みが無くなった」
   
「ただ触っていただけなのに痛みが変わった」と言うものだ。

   たぶんこの矯正を見て、初めて体感した方は、余りの弱い力に驚くに違いない。 そしてもうひとつの違いは、
   呼吸法を利用する点にある。

   カイロプラクティックに見られる呼気時のアジャスト的なものではなく平静時のゆっくりした呼吸をそのまま
   利用して矯正するところだ。

   さらにAKAなどと大きく異なる点は、関節を構成する骨どうしを引き離す力を加えて スライドや軸回旋させる
   という手法に対して、まったく反対方向への力つまり関節を構成する骨どうしを近づける方向への力
   (関節面に対して面圧のかかる力)を加えながらスライドや軸回旋等の動きを加えることだ。
              

   上方可動法Aなど外見上良く似た矯正法もあるが関節を可動させる部位や方向には、大きな違いがある。
              
   実際、通常の関節可動時には、体重のかかる関節には、重力により関節面に面圧がかかった状態で動いて
   おり構造医学的な考え方からも理にかなった可動法と言えるのではないかと思っている。
            
                                「教本」より引用 教本 定価5,250円(税込)
              

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●講 師

柔 道 整 復 師
田 代 接 骨 院  院 長

田 代  富 夫  先 生


柔 道 整 復 師
な か む ら 整 骨 院  院 長

中 村  吾 郎  先 生



※認定研修会以外の講座は、上記いづれかの先生が講師となります。

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